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梅たろすのひとり言

梅たろすのひとり言

モーニング娘。を熱く語りき

 モーニング娘。を熱く語りき・・・そして、ミラクル小春

モーニング娘、略してモー娘。デビューから何気にほのぼのと見てきて
"LOVEマシーン"というマンモス曲以来特異なキャラの集合体のモー娘。に
はまっていたあの頃。
当時はメンバー同士の個性のぶつかり合いや確執も
噂されていたが、今となってはそのぶつかり合いがおもしろい不協和音を作っていた
ようにも思う。
そして、デビュー以来その集合体には常に核や芯、そして軸になれる2TOPがいた。
初代は福田明日香と安倍なつみ。福田が脱退後には新人の後藤真希が即戦力となり安倍との
2TOPを可能にした。
後藤が脱退後には安倍が一人でTOPにいたが、そこに辻と加護という強力なセカンド2TOP
が集合体に色を添えてパワー絶大な時期を誇った。
更に時代が進み辻加護が脱退、そして安倍までもが脱退をした後は矢口、石川が2TOPまで
とはいかないまでも完全なる中心な存在として立って集合体にインパクトを与えていた。
矢口がスキャンダルで自ら脱退を決意して最後の砦となった石川もやがて脱退。
そこで自分のモー娘。支持は90%萎えてしまったのは言うまでも無い。
その後は一人一人は可愛いらしいが小粒な集合体になりインパクトが期待できないでいた。
現在のメンバーの歌う姿に少し慣れたかもしれないが、それでも中心が存在しない虚無感は今でも
拭いきれないのも事実である。
そして2005年年末の紅白歌合戦。ハロプロの時間は松浦亜弥の歌から始まりGAM、そして
モー娘。の卒業メンバーのLOVEマシーンから始まり後半は現メンバーのLOVEマシーンに
流れ最後に合流。そして〆の「LOVEましーん」の台詞は新人の久住小春が言った。
現在も有名な動画サイトなどでその模様が残っているので見てもらえればわかると思うが
前半部分の卒業メンバーのLOVEマと現メンバーのLOVEマはあきらかに違う。
歌い方のインパクトとも言うべきか。
卒業メンバーは、実際オリジナルでレコーディングしたメンバーはつんくPのいろいろな
おもしろい歌い方の指導で覚えた歌い方であるし、現メンバーはおそらくその指導は受けていないし
変に真似だけされてもムカつくので歌い方の違いは仕方がない。にしても、あのインパクトのある前半
とただ流れてしまうようなもったりした歌い方の差はどこからやってくるのか。
現メンバーの可愛らしい集合体を好む人もあるだろうからそれはそれでおいら個人の趣味の次元だけで
あるのかもしれないが、旧メンバーが絡んできただけで何故か安心感を得られるのも事実だ。
そして現メンバーの久住小春に話が移るわけだが、久住のオーディション以来つんくPが
あまりにも「ミラクル」を連発していたことで、おいらの中に少なからずとも反感が生まれた。
久住がデビューしてメンバーの中に入っても「どう見ても素人のオーラだし、たれ目で歌も踊りも荒いし雑っぽい。どこがミラクルなんだ」」
そう受け止めていた。いや、歌と踊りに対しては今でもそう思う。モーニング娘。10年記念隊の歌「僕らが生きるMY ASIA」
聞いても繊細な歌い方をする後藤のソロの前後に久住のソロが入ると何と平べったい歌声なのだろうと思って
しまう。
最近では動画サイトでそんな久住の映像もたくさんあるので試しに「バラライカ」という歌を聴いてみた。
そこにおいらはミラクルを初めてみたような気がした。
モー娘。の曲で石川梨華最後の曲「THEマンパワー」以来インパクトを感じたことがなかったが、「バラライカ」
ははっきり言っておもしろい。つんくPもまだこんな曲が書けるのか。どうしてこれをモー娘。の曲として
書かなかったのがすごく残念に思われた。
それが最初のミラクルだった。そしてこの曲が頭から離れなくなり、映像を見ているうちに久住小春に何かを
感じ始めた。それが何かを知るためにいろいろな久住映像を見続けるおいら。
久住の曲「ハッピー☆彡 」「恋☆カナ」もおもしろいしPVはまるであややのようだ。
極めつけは道重さゆみとのユニットRainbow Pink。これにはまってしまったおいらはやはり未熟なのだろうか。
ソロとしての久住小春はパワーとオーラ、そしてインパクトが彼女の歌をカバーしている。
しかしモー娘。という集合体の中では歌も雑で踊りも汚いときがある。
本来団体の中では難なくこなし、ソロになるとボロが出るのが普通なのだが、久住に限ってはその逆だ。
久住がミラクルというならばそこがミラクルなのかもしれない。
舞台度胸は満点のようだ。もしかすると今後ソロ活動の方が100%ミラクルを生かせるのではないだろうか。
そして今回新メンバーに加わったジュンジュンとリンリンがつんくPのイメージをどれだけ活性化できるのかを
ひそかに期待しているおいらであった。
PS ただおいらとしては最近のメンバー一人一人を否定してはいない。どころか、一人一人としてはかなり認めている部分が多いのかもしれないが。亀井絵里、田中れいな、道重さゆみの3人はデビュー前の問題児と言われた合宿の不出来と現在を比べればどれだけ成長したかが非常に感心をする。亀井はダンスのカッコ良さとキレが現メンバーの中では一番だと思うし、挨拶もろくに出来なかった田中はアイドルの表情など、ホントにキュートに決めることが多くなった。そして道重の歌唱力が普通になった(笑)。そしてガキさんこと新垣里沙はとても温かい表情になり、後輩を引っ張る優しいお姉さん的な存在感をすごく感じる。














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